立卦

コイン三枚の方法

コイン三枚の方法は、日常で始めやすい立卦方法です。三枚を六回投げ、得点を記録し、下から上へ六爻を作ります。

要点

コイン三枚の方法

三枚のコインを六回投げ、毎回の合計を 6、7、8、9 として記録します。必ず下から上へ爻を立てます。6 は老陰、7 は少陽、8 は少陰、9 は老陽です。六爻がそろったら、本卦、変爻、之卦の順に読みます。

一回の投げが一爻になる

同じ数え方を毎回使います。このサイトでは、表を 3、裏を 2 とします。三枚の合計で四つの爻値のどれかが決まります。

表 = 3

表が出たコインは、一枚につき 3 と数えます。

裏 = 2

裏が出たコインは、一枚につき 2 と数えます。

2 + 2 + 2 = 6

6 · 老陰

裏が三枚。変わる陰爻で、陽へ移ります。

読卦での意味

受ける力が転換点に達しています。いまは陰爻ですが、陽へ向かい始めています。

2 + 2 + 3 = 7

7 · 少陽

裏が二枚、表が一枚。安定した陽爻です。

読卦での意味

固く、能動的で、安定しています。実爻の力を保ちます。

3 + 3 + 2 = 8

8 · 少陰

表が二枚、裏が一枚。安定した陰爻です。

読卦での意味

受けとめ、包み、形を保ちます。切れた爻のまま変わりません。

3 + 3 + 3 = 9

9 · 老陽

表が三枚。変わる陽爻で、陰へ移ります。

読卦での意味

能動の力が転換点に達しています。いまは陽爻ですが、陰へ向かい始めています。

六爻を順番に立てる

  1. 一つの問いを置く。結果を迫るより、状況を見られる開いた問いにします。
  2. 一回投げる。最初の結果を一番下の爻として記録します。
  3. あと五回繰り返す。上へ積むように、六番目まで記録します。
  4. 6 と 9 に印を付ける。それが之卦を作る変爻です。
  5. 本卦から読む。その後に変爻を読み、変化の向きを見ます。

コインと筮竹の違い

コイン三枚の方法は速く、覚えやすく、老陰と老陽が同じ確率で出ます。筮竹の方法は確率の偏りが違い、老陰が少なく、少陰が多くなりやすく、読卦の調子もゆっくりします。

コイン法で起こりやすい誤り

  • 最初の投げを一番上の爻として記録する。
  • 6 と 9 が変爻で、7 と 8 は安定した爻だと忘れる。
  • 数の計算だけで終わり、本卦、変爻、之卦の順序を飛ばす。
  • 出た卦が気に入らず、すぐに立て直す。

よくある確認

コイン三枚の方法は伝統的ですか。

広く使われてきた方法です。筮竹法の方が古いとされますが、コイン法は学びやすく日常で繰り返しやすいため広まりました。

どんなコインでも使えますか。

使えます。特別なコインである必要はありません。大切なのは、表裏の数え方を毎回同じにし、六回の順序を正しく記録することです。

実物のコインが必要ですか。

必要ではありません。実物には手触りがありますが、爻値の仕組みが透明で、集中して使えるなら画面上の方法も使えます。

なぜ下から上へ読むのですか。

卦は下から形になります。初爻が土台を作り、上爻がその形の終わりや外への現れを示します。